交通事故の解決までの流れ
交通事故の解決までの流れ
不貞行為をした相手(配偶者の不倫相手)に対する慰謝料請求について、解決までの手順をご説明します。
1. ご相談・方針決定
まず、ご相談の中で以下の内容を確認します。
✅ 不貞行為の事実と証拠の確認
・不倫相手の名前、住所、職業など
・LINE・メール・SNSのやりとり、写真・動画、探偵報告書などの証拠
・証拠が不十分な場合の補強方法
✅ 慰謝料請求の希望額と解決方法の確認
・示談交渉で解決したいか、それとも裁判も視野に入れるか
・不倫相手との接触を避けたい場合、代理人として弁護士が交渉する。
✅ 弁護士費用のご説明
・着手金(案件を依頼する際の費用)
・成功報酬(慰謝料を獲得した場合の費用)
・実費(郵送費、裁判費用など)
2. 委任契約の締結
正式にご依頼いただく場合、弁護士との間で契約を結びます。
その際、費用の詳細や進め方を改めてご説明します。
3. 内容証明郵便での請求
不倫相手に対して、まずは 「内容証明郵便」 で慰謝料を請求します。
これにより、請求した証拠が残り、法的な圧力をかけることができます。
📌 内容証明の主な内容
✅ 不貞行為の事実(いつ・どこで・どのように発覚したか)
✅ 慰謝料の請求額(相場は50万~300万円程度、事案による)
✅ 支払期限の指定(通常は2週間~1か月程度)
✅ 支払いがない場合は法的手続きに進む旨を記載
📌 相手の反応パターン 🔹 支払う意思がある → 示談交渉へ
🔹 無視する・拒否する → 訴訟も視野に入れて方針を決める。
4. 示談交渉
相手方と交渉し、慰謝料の金額や支払方法を決めます。
この段階で合意できれば、「示談書」 を作成し、円満解決となります。
✅ 示談書のポイント
✔ 分割払いの可否(支払いが確実になるよう配慮)
✔ 二度と接触しないことを約束させる(再発防止)
✔ 公正証書にすることで、未払い時に強制執行できる
💡 示談のメリット ✔ 早期解決が可能
✔ 裁判に比べて精神的負担が少ない
✔ 裁判費用を抑えられる
5. 裁判(訴訟)の手続き(示談が成立しない場合)
示談が難しい場合、裁判を起こして慰謝料請求を進めます。
✅ 裁判の流れ ① 訴状提出(不倫の証拠や請求額を記載)
② 第1回期日(裁判)(相手方の主張を確認)
③ 和解交渉の試み(裁判所の仲介で話し合うことも可能)
④ 判決 or 和解(裁判所が慰謝料額を決定)
📌 注意点 ・裁判は6か月~1年ほどかかることが一般的
・相手が支払わない場合は、給与や財産の差し押さえ も可能
6. 慰謝料の受け取り・事件の終了
✔ 示談や判決で決まった慰謝料が支払われるか確認
✔ 支払いがない場合は、強制執行(差し押さえなど)を検討
7. その後の対応
✔ 依頼者のご希望に応じ、精神的ケアや今後の生活設計についてもサポート✔ 離婚や夫婦関係の修復を考える場合は、その対応も含めご相談可能
最後に
慰謝料請求は、精神的な負担が大きいものです。 弁護士が代理人として、できるだけ依頼者の負担を軽減しながら進めますので、ご安心ください。